たけの世界 ファイバーカステル作品展
投稿日時 2008-6-18 20:36:03 | トピック: イベント
| 開催日:2008-7-1〜31 10:00〜18:00 月曜休廊
ドイツの老舗ファイバーカステル社の水彩色鉛筆・パステルで描いた、たけさんの作品展です。 新しい出会いが、どんな作品を生み出したのか? たけさんファンにとって、とても楽しみな展覧会です。
■たけさん来場日 7月1日(火)・12日(土)・13日(日)・20日(日)・ 26日(土)・27日(日)・31日(木) 11時〜18時在廊。
■たけさんと高島屋展示会にてコラボされた 詩描人 あいこさん来場日 13日(日)・20日(日)
入場無料
たけ(河村武明)プロフィール
2001年10月に突然、脳梗塞で倒れ、48時間後に救出されたものの、失語症と 言語障害、聴覚障害、右手麻痺という重い後遺症を残す。 かつては京都の地元バンド「たけかめ」のヴォーカルとギターを担当、 ライブ活動を行い、CDの売り上げも伸ばしていた彼だが、この病気は音楽を 聴く耳、歌を歌う声、 ギターを弾く右手、そして詩を考える言葉という「たけ」にとって 最も大事なものを、わざわざ選ぶようにして持ち去ってしまった。 「もう、死んだ方がましだ」という絶望が繰り返し襲った。しかし、残った左手を 使って、彼は絵と詩を表現し始める。 日々、白い画用紙と向き合ううちに、 絵で自分を表現できることが生きる希望となっ た。数々の後遺症に 打ち勝つのではなく、障害を受け入れながらも「いま、今日できること」を 考えよう……そんな前向きの思考が「たけ」に芽生えた。 京都の中心街においてのストリート活動も徐々に売上げを伸ばし、やがて彼の 作品が プロの目にとまりはじめた。 東急ハンズ三宮店、高島屋京都店、高島屋大阪店での販売をはじめ、新聞や テレビ、雑誌などメディア取材も相次ぐように。 2003年6月にはフジテレビ『奇跡体験!アン ビリバボー』に出演し、 同年10月には飛鳥新社より初の著書『ほっこり生きよう』を 上梓し、「たけ」の 生き方に共鳴する新たなファンを獲得した。 現在は、地元京都における毎週末のストリート活動をはじめ、全国での個展、 スライ ドを駆使した“無口な”講演、企業広告、雑誌の連載執筆など その活動は「日本一無口な路 上の絵売り」(たけ曰く)の枠を超えて、 広がり続けている。 (取材・文 フリーライター 柳本操)
|
|